どちらがお好み? 人気のブライドルレザーとコードバン

長く使える革財布が欲しい

長く愛用したいからこそ、こだわりたい財布の本革製品。
数ある皮革のなかで革財布素材として特に人気が高いのが「ブライドルレザー」と「コードバン」です。
どちらの素材も素晴らしい魅力と特徴を持っているので、どちらを選んでもあなたの所有欲を満たしてくれるでしょう。
そんな「ブライドルレザー」と「コードバン」ですが、あなた自身のライフスタイルに合わせようと思った時、どちらの特徴・魅力が自分にとってベストチョイスとなるのでしょう?
そんな最初の一歩として、ここでは「ブライドルレザー」と「コードバン」の特徴や魅力を少しだけ紹介しますので参考にしてください。

◆コードバン【馬革】

「革の宝石」と呼ばれるほどの希少性の高さ
・スリムながら強靭な皮革
・真骨頂はその滑らかさと輝き
・水に弱いコードバン

◆ブライドルレザー【牛革】

・伝統的技法で産み出される驚きの耐久性
・ブルームは状況に応じて
・エイジング(経年変化)の魅力
・水分への強耐性

コードバン【馬革】ってどういう革?

・「革の宝石」と呼ばれるほどの希少性の高さ
コードバンは農耕用馬の臀部(でんぶ/おしり)から取れるコードバン繊維と言われる部分のことで、皮をタンニンでなめした後 表と裏から少しずつ丁寧に その中間にある厚さ2mm程度のコードバン繊維だけを削り出し、カット・染色・磨き上げなど 約1年の作業工程を経てようやく完成します。
馬一頭から採れる量は二つ折り財布で5〜6個分程度。
コツコツコツコツと少しづつ丁寧に削り出していく作業が 宝石の原石採掘のようであることから「革の宝石」とも呼ばれます。
そんなごくわずかしか取ることができない素材だからお値段も若干高価。
しかしその投資分を丸ごと取り返せるほどの魅力があります。

・スリムながら強靭な皮革

コードバンはスリムだけれど非常に強靭な皮革であり、牛革の2倍~3倍の強度を持っているとも言われます。
薄(薄い)・軽(軽い)・強(強い)と三拍子揃った絶妙な皮革だからこそ、長期にわたって使用され、たくさんの人に愛されているのでしょう。
希少価値が高いが故に超がつくほど丁寧に扱われ、皮革の中でトップクラスの強度を持つコードバン「革のダイヤモンド」とはよく言ったものです。
きちっとした手入れをしていけばホントに一生お付き合いができるんじゃないかな。

 

・真骨頂はその滑らかさと輝き

購入直後は少々マット感も漂う普通の革といった感じ・・・
それが数ヶ月と使い込んでいくうちに皮中に含まれたオイルと人の手の油分にさらされ、表面の張りや硬さを徐々に慣らしていき、驚くようにしっとりと滑らかな質感に変化し、同時に眼を見張る光沢を放ち始めます。

 

・水に弱いコードバン
ちょっとした水分でも放置してしまうと斑点のようなシミになってしまいます。
水によるシミは完全に取り除くことは出来ないので、濡れた手や雨・雪には十分注意して使っていく必要があります。
汗も同じです。
夏場はズボンの後ろポケットなどではなく、鞄や上着など汗が移りにくいところに入れておくのが良いでしょう。

◆ブライドルレザー【牛革】ってどういう革?

・伝統的技法で産み出される驚きの耐久性

ブライドルレザーは牛革のベンズ(背中)、ショルダー(肩)などの特に丈夫な部位を伝統的技法を用いて作られます。
元々は馬具用皮革として生み出され、ハードワークに耐えうる高強度、防水性が特徴です。
皮をタンニンでなめした後 繰り返し繰り返しワックスを染み込ませて行き 約1年という長い時間をかけて仕上がった皮は 繊維が引き締まりつつもしなやかでハイレベルな強度を誇る革へと生まれ変わります。
高い強度と耐久性を兼ね備えたブライドルレザーは 使い始めてから馴染むまでに時間はかかるものの、特有の経年変化を楽しみながら長く付き合える革の最有力候補です。

・ブルームは状況に応じて

ブライドルレザーの表面に浮き出す白い粉はブルームと呼ばれる革に染み込ませたワックスです。
このブルームは使っているうちに徐々に薄くなり、馴染んで消えていくことで、その下の艷やかな光沢が現れてきます。
この変化もブライドルレザーを所有する楽しみのひとつでしょう。
*ブルームはワックスなので他のモノに触れた時に付着してしまったりします。
気になるようであれば最初から毛先の柔らかいブラシなどで優しく払い落としてしまってもいいです。
・エイジング(経年変化)の魅力
ブライドルレザーは使い込んでいくほどに、色味が増し、艶っぽく深まって、革の表情に深みを与えていきます。
肉厚で引き締まり、ワックスで仕上げられたハリのある革・・・多少の無骨さを感じさせつつ色艶が織りなす深みのある表面変化を楽しむ事が出来るのもブライドルレザーの魅力のひとつです。
・水分への強耐性
重ね塗りされたワックスで表面がコーティングされている状態になっているおかげで、他の革と比べて水や汗には比較的強いと言えます。
ただ、頭1つ分優位くらいに思っといた方がいいでしょう。過信は禁物です。

 

 

 

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